実際に本教室で働く大学院生の1日をご紹介します。
大学院生へのQ&A
金下 峻也先生

Q1. 何故大学院に入学しようと思いましたか?
Q2. 大学院に入学してどのような感想をお持ちですか?
色々なテーマや指導を川人病院教授、並びに指導医の先生方から頂いて、充実した大学院生活を過ごしています。実臨床とはまた違い、新しいことを見つける創造性が要求され、世界でも誰一人発見していないことを見つける大変さはありますが、一方でそれを見つけることによる喜びも感じています。
Q3. どのような研究をしていますか?
膠原病患者のサイトメガロウイルス感染症の関連性、抗リウマチ薬投与中の関節リウマチ患者における新規バイオマーカーの探索(多施設共同研究)、ブレオマイシン誘導肺線維症モデルに対する新規低分子化合物の効果などです。臨床研究・基礎研究ともに取り組めるのが、当科のメリットだと思います。
Q4. 休日は何をしていますか?
家族と買い物に出かけたり、公園に行ったりゆっくり過ごしています。京都は町並みがとてもキレイで、非常に生活しやすい場所です。食事もおいしいですし、四条周辺に買い物に行けばほしいものがほぼ手に入ります。あらゆる方のニーズを満たしてくれるすばらしいところです。
Q5. 研究の面白さってなんでしょう?
まだまだ駆け出しなので、大それたことは言えないですが、試行錯誤の中で、答えが出てくる過程なのではと思います。
笠原 亜希子先生

Q1. 何故大学院に入学しようと思いましたか?
今後臨床診療を続けていくうえで、一度、別の視点からの考えを持ちたいと思ったからです。
Q2. 大学院に入学してどのような感想をお持ちですか?
新しい知識や考え方が必要なので、とても新鮮な気持ちで取り組めているな、と感じます。
Q3. どのような研究をしていますか?
臨床研究が中心で、現在は二次性副腎不全が免疫疾患に及ぼす影響などについて研究を行っています。
Q4. 休日は何をしていますか?
子供がいるので、一緒に公園に行ったり買い物に行ったりしています。
Q5. 研究の面白さってなんでしょう?
まだ大学院に入学したばかりですが、臨床研究の面白さは、研究結果が患者さんの診療をするうえですぐに役に立つと感じられる所ではないかと思っています。
大学院生の1日

出勤
研究室で朝のコーヒーを飲んで一息ついた後、前日から予定していた実験の準備を行います。


実験開始!
組織標本に試薬を反応させます。


研究論文を調べる
実験には待ち時間が多いため、
その間に休憩をしたり、論文を読んだりしています。


実験の続き
組織標本に次の試薬を反応させます。

お昼ご飯へ
刺激実験の待ち時間の間に昼食を食べにカフェへ。


院生の先輩に研究相談
実験の合間に研究相談をしたり、雑談ができます。

研究室のメンテナンス(掃除など)
実験をしながら研究室の片付けも並行して行います。

実験終了
組織標本を顕微鏡で確認し、実験結果をノートにまとめて、指導医に確認してもらいます


翌日の実験計画をたてる

帰宅

リウマチ膠原病の分野は、生物学的製剤を筆頭に様々な新規治療薬が開発され、それらにより過去には治療困難とされていた方もお薬を使いながら自分らしい人生が歩める時代となっています。これらの新規治療法は数々の基礎研究・臨床研究が基にあり、開発されています。自らも研究に携わることにより、さらに知識・経験が深まり、今後の医学の発展に貢献できればと思い入学を決めました。